映画の名台詞に学ぶダイエット
今日は5月4日で「スターウォーズの日」です。
スターウォーズの日にちなんで、スターウォーズにも出てくる私の好きなセリフを紹介します。
私は映画好きでして、幼少の頃から親に連れられて映画館に行くのが楽しみでした。
人生に必要な事はほぼ映画から学んだと言っても過言じゃないと思ってます。
そんな私の好きなセリフの中に「考えるな、感じろ!」というのがあります。
ブルースリーの全米デビュー作である「燃えよドラゴン」に出てくるセリフです。
当時はブルースリーのカッコよさやアクションの派手さばかりに目がいってましたが、ビデオが普及して何度も見直していくと、印象深いシーンが多く、アクションだけじゃない脚本の素晴らしさを感じれる作品だなと再評価しました。
その中の1シーン。リー演じるリー(役名、ややこしいw)が弟子の少年に稽古をつけるシーンがあります。
少年にリーは「蹴ってみろ」といい、少年はそれに従います。
その蹴りを見てリーは「何だそれは。見世物か?」と問い、「五感を研ぎ澄ませるんだ」とアドバイスし、もう1度蹴るよう求めます。
そして蹴りを放った少年に対し、「五感を研ぎ澄ませるんだ。怒りではないぞ」と諭します。
そうして少年から何かを感じたリーは少年に問います。
「何かを感じたか?」
そこで少年は「そうだな…」と考えてしまいます。
その様子を見たリーは少年の頭を叩き、「考えるな、感じろ」と告げます。
有名なシーンです。
そしてこの「考えるな感じろ」という言葉だけが独り歩きし、頭で考えないでフィーリングを大事にしろという意味合いで語られる事が多いのですが、セリフはまだ続きます。
「月を目指すのと似たようなものだ」と空を指差します。
その指に気を取られる少年をリーは再び叩いて「指に集中するんじゃない。その先の栄光が手に入らんぞ、わかったか?」と諭すんです。
このシーンの意味は、目先の事をイチイチ考えて立ち止まらず、先であるゴールを目指ししっかりと進めという意味と私は捉えています。
これをダイエットというか、今の自分に置き換えてみてください。
目先の目標や数値に拘りすぎて先が見えなくなってませんか?
思うように体重が減らなくて焦りすぎていませんか?
すぐに結果を求めすぎていませんか?
私も一ヶ月に10kgは痩せないと等と思って一日りんご1個、しかも怖くなって水分まで摂らないなんて時期もありました。
ダイエットのゴールは健康で自分の理想とする身体になるという事ですよね。そんな事微塵も考えられない時期もありました。
目先の事ばかり考えてしまって、それしか考えられずに周りも先も見えない状態だったんです。これでは太ってた時の思考停止状態と同じです。
twitterのダイエットアカウントを見ていると、怒りによってダイエットを決意した方がいっぱいいます。怒りというものはガソリンで、その瞬間は効果があります。しかし長続きしません。
怒りは直に覚めていき、どうでもいい状態になっていくんです。
その添加した状態の時こそ自分を冷静に見つめて、先(ゴール)をしっかり見据えていく事が大切だと思うんです。
ゴールを見極め、しっかりそれを目指して行動していく。それが一番大事。
余談ですが、私はジャッキーチェン派でしたw