【5ヶ月で50kg痩せた酵素ダイエット】を実践している時に書いたまとめです。
これが今の【意識を変える3日間リセットダイエット】のベースになっている考え方です。
今の考え方ではちょっとなーと思うこともあるんですが、公開しておきますね。
当時の自分がどういうふうに考えていたかも興味深かったりします(笑)
今回のダイエットについて簡単にまとめてみました。
1)はじめに
体重の増減に関わるのは、消化と新陳代謝です。
新陳代謝を行うのが体の中にある酵素。しかし、酵素は年齢と共に減少していきます。
しかし、酵素は体内で生成されるだけではなく、食品から摂取出来ます。
足りない分は補えばいい。それがこの酵素ダイエットを始める切っ掛けでした。
2)酵素の働き
人間の体の中で酵素は二つの役割をします。消化と新陳代謝です。
しかし、体内酵素は一定量しか作られない為に、消化+新陳代謝で100%となります。
つまり、食べ過ぎや飲み過ぎで消化に多くの力を使わなければならない場合、新陳代謝の割合が減ると言うことなのです。
通常消化に50%、新陳代謝に50%使っているものが、食べ過ぎで消化に80%を持って行かれると、新陳代謝には20%しか残っていません。体重を減らす働きは新陳代謝になります。だから痩せないのです。
そこで、体内酵素を補ってくれる食物酵素の出番です。
体内で生成される酵素が100しかないのなら、食物で摂取して150にすればいいのです。
消化は先に食べたものから順に行われます。酵素が含まれる食品を先に摂取することで、体内に酵素を取り込み、消化を助けてもらうのが、このダイエットの根本的な考えになります。
ちなみに有名になった朝バナナダイエットや夜トマトダイエット等は、バナナや野菜、果物類に特化した酵素ダイエットなのです。
3)酵素が含まれている食品
果物
生野菜
発酵食品(キムチ、ヨーグルト、納豆等)
魚介類(刺身等、生で食すもの)
例え酵素が含まれている食材でも、熱を通してしまうと、酵素はなくなってしまうので注意すること。
4)食べる順番
果物、生野菜、発酵食品の順の後、メイン食材を食べること。
5)注意すべきこと
睡眠は食後4時間以上明けること。
栄養のバランスに注意すること。
同じものばかり食べないこと。
脂質はなるべく魚介類から摂取するよう心がける。
6)様々な知識を得て、相乗効果を狙う
バナナがいいと聞いて、バナナばかり食べていては逆に体に悪いです。偏った食事を続けるようなことを避ける為に、正しい食生活を知りましょう。
例えば、筋肉を作るのはたんぱく質です。ダイエットをする時に敬遠されるごはんやパンに含まれる炭水化物がなければ脂肪は燃焼しないし、脳の活性化には糖質が必要ですし、塩分を摂取しなければ生きていけません。
こういった事を理解すると、○○ダイエットとかの方法がいかに体に悪いかが解ってきます。
逆に正しい知識さえあれば、色々なダイエット方法から、良い部分だけを抜き出すことも出来るのです。
7)水は太らないことを理解する
水分は必ず体外に排出されます。
よく「私、水飲んでも太るのよね」等と言う方がいますが、排出される前に体重を量れば当たり前のことです。
一日に摂取する必要がある水分は約2リットルと言われています。つまり、一日2リットルは必ず体外に排出されているのです。
水をたくさん飲むことで、新陳代謝が活発になるという利点もあります。
そして水を飲む時は必ず常温で飲むように心がけてください。冷たい水を取ると、必要以上に体温が下がり、逆に新陳代謝が悪くなってしまいます。
8)睡眠をきっちりとる
一日6時間以上寝た場合と、4時間程度の場合は体重の減り方が明らかに違ってきます。
寝ている間に新陳代謝が行われるので、6時間以上寝るように心がけましょう。
9)運動をする
食事制限だけでは必ず中途半端な時に限界が来ます。それに体力が落ちてしまうのも心配です。
生活に負担になってしまうと続かなくなるので、まずは上限を決めるのをおすすめします。
私の場合は、多くて週5日以上は運動しない。そして1時間以上の運動はしないという風にしました。
体重を減らすのにいいと言われている運動は有酸素運動です。
有酸素運動は、持続時間40分を超したあたりから脂肪を燃焼すると聞きます。
だからと言って毎日2時間も3時間も運動できるわけではないし、逆にすぐ辞める切っ掛けになりまねません。
だから1時間以上運動をしない。これなのです。
もちろん、個人差はありますので、自分のペースに合わせるのが一番なのですが、無理をしないで自分のペースを守ることが大切です。
10)まとめ
以上のことをまとめるとこんな感じになります。
○通常の食事の前に必ず酵素食品を取る
○食事のバランスを良くして、何が体に必要な食べ物なのかを知る
○寝る前4時間は食べない
○水分をきちんと取る
○ちゃんと寝る
○生活の負担にならない程度に運動する
簡単でしょ?
11)食事の例
朝・野菜ジュース200ml、バナナやりんご等のフルーツ類、水500~1リットル
朝は胃に優しく、すぐ胃を通って腸に行くようなフルーツ類を中心に済ませます。野菜ジュースは生のものがベストです。そして朝に多めに水分を取ることを忘れないでください。これは朝から体を活性化させる意味もあり、便意を促進させる意味もあります。
昼・ヨーグルト200ml、生野菜サラダ、キムチ、ご飯、卵、生姜焼き、ケーキ、水
昼はがっつり食べても大丈夫。しかし必ず酵素食品から取るのを忘れないでください。
外食の時はなるべく定食を頼んで野菜から食べましょう。
夜・ヨーグルト200ml、生野菜サラダ、キムチ、ご飯、刺身、豆腐、水
夜は基本軽めが望ましいですが、消化にかかる時間を考慮して食べれば何を食べてもいいと思います。
その他
どんなに気をつけていても、食事制限中は栄養が偏ってしまう場合があります。私はマルチビタミンとマルチミネラルというサプリを毎日飲むようにしていました。
他にはクコの実やドライプルーンなんかも毎日少量ですが摂取するようにしています。
油ものを多く取る時は、脂肪の吸収を抑えてくれる烏龍茶を飲むようにしていました。気休めですけどね。
サラダにかけるドレッシングは、善玉コレステロールが含まれているオリーブオイルとりんご酢を中心としたフレンチドレッシングを作っていました。これも気休めですが、市販のよりは確実に体にいいと思います。
1日に摂取出来る糖分は50gまでです。それ以上摂ると、消費出来なくて体脂肪に蓄積されることになります。注意してください。ちなみにコーラのペットボトル500ml一本で40~45gあるそうです。
食事はダイエット中の何よりの楽しみです。
普段よりものが美味しく感じる期間でもありますので、楽しんで食べるようにしてくださいね。
12)記録をつける
俗に言うレコーディングダイエットです。
毎日の体重の変化や食べたものを記録することによって、意識が高まるのと同時に、増減の理由が解ってきます。
私が記録していたのは次の通り。
○体重
○当日のプラスマイナス
○トータルのプラスマイナス
○体脂肪
○朝昼晩の食事
○運動の有無
○目標までの残り
これだけを毎日毎日付けて、一日10分位ボケーッと眺めていました。
意識を高められるのと、頑張る気持ちをくれる、そして継続させる気になる不思議なダイエット方法です。
13)停滞期を乗り切る
ダイエットをすれば必ず来るのが停滞期。期間は人によって違いますが、2週間から数ヶ月になる方もいます。
体重の5%を失うと、体が飢餓状態と判断して停滞期になるそうです。
そんな時は、気楽に考えて食事を少し多めに取ったり、運動量を減らしたりして体をいたわる期間として使っていました。
あまりに減らないので、パンツ一丁で体重計に乗って、服の分マイナスになったと思って納得したりしていた事もあります。
でも、基本好きなものは食べられるので、これだけやっているのにと言う気持ちになることは少なかったです。それは幸いでした。
14)断食
内臓を休める為に断食がいいと聞いたので、実際にやってみた事があります。
結論から言うと、ルールさえ守ればやってもいいかなって感じです。
まず、断食の期間ですが、1日から長くて3日。
前後に1日ずつ予備日を設ける。
予備日、前日はヨーグルト500ml以上を摂る。後日はヨーグルトやおかゆを摂ること。
水は最低でも5リットルは摂ること。
サプリ等で最低限の栄養は摂ること。
塩分(塩)を必ず摂ること。
以上を守れるなら、内臓器官を休める意味でもやってみるといいでしょう。
ただし、1ヶ月最高でも1回位の割合でね。
以上がここ何ヶ月か行ったダイエットの概要です。
参考になったら幸いかと思います。