我慢出来なくて食べちゃった後の暴食は糖質のせい?
ダイエットしてる方なら一度は「糖質が糖質を呼ぶ」と聞いたことがあるお思います。
これは炭水化物ダイエットや糖質制限、低糖質ダイエットをしていて糖質の多い食べ物を我慢している時に、「ちょっとなら」という感じでお菓子とか食べちゃって、それがキッカケになって俗に言う糖質祭り(お菓子やケーキ等の糖質いっぱいのものを食べまくる)になっちゃう事です。
しかし果たして糖質全てが悪いんでしょうか?
ちょっと疑問だったんですよね。
糖質制限の根本の部分を考えて理解してる人が言う理論はわかります。
そして食全般の事を知れば知る程、矛盾が生じて来るんです。
糖質は必要な栄養素という考えもありますし、全く不必要という考えまで様々です。
自分は糖質の怖さを理解しながらも、どうやって糖質と付き合って行くかが基本姿勢です。だからどうしても糖質全部が悪いと思えないし、糖質を含んだ食べ物を食べたから暴食って理屈もわからないんです。
まあ、はじめは「ちょっと食べちゃったし、もうなんでもいいやー( ̄∇ ̄*)ゞ」から来る諦めにも似た甘えかと思ってたんですが、いざ自分で糖質を抑えてる時にちょっとお菓子食べちゃった時の尋常じゃない食欲に考えを改めざるを得なかったんです。
食欲増進の原因は糖質とは言えない
そこでいつものように調べまくりました。
そして得た結論は、食欲を刺激すると言われるものは色々あるんだという事。
糖質と一括りに考えちゃいけないって事なんですね。
糖質は糖質を呼ぶ。そんな単純な事では無かったんです。
砂糖
まずは砂糖。
言わずとしれた糖分です。
ダイエットしてる方にはこんな食品には角砂糖何個の画像でおなじみですねw
ちなみに私はあの角砂糖の画像好きじゃないんですよ。角砂糖とか今そんなに見ないよね。それで実感が湧くのが不思議でしょうがない。
まあそんな話はいいんですよw
砂糖は中毒性 が酷く、その働きは麻薬クラスとも言われています。
つまり脳が「もっと砂糖を!」と指令してくるんですね。脳には流石に逆らえませんw
グルテン
グルテンフリーとかよく聞きますが、そもそもグルテンって何? 小麦粉じゃないの?
私もそう思ってましたw
グルテンとは、小麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種だそうです。
パンやラーメンを作る際に粘りやコシを出したり、ふわふわにしたりというおなじみの効果を出す物質です。
そして食欲を増進させる原因はコレ!
実は、分解されたグルテンの一部(ペプチド)は、アミノ酸配列がモルヒネに似ています。そのグルテンの一部(ペプチド)が血液脳関門※2を通り抜けて、麻薬のような反応をし、異常な食欲となります。
参考:引用元
そして調べれば調べる程小麦粉というかグルテンの怖さが解ってきます。
グルテンこえー(∩´﹏`∩)
しかも最近主流である遺伝子組み換え小麦は、通常の小麦粉よりもグルテンの含有量が多いんです。
つまり、身体にどんな影響があるかも分からないくせに太る成分だけは多いという最悪な食品です。
しかもこの遺伝子組み換え小麦。価格を安く抑える為に食品業界では多く使われてるんですね。スーパーやコンビニ、安く手に入る小麦系の食品は大体「遺伝子組み換え小麦」が使われてると思っていいでしょう。
添加物
そして見落としがちなのが添加物。
添加物の中には様々な効果を持つものがあって、その中にも食欲を増進させる添加物もあるんです。
色素なんかもそうですね。鮮やかな色味を着けて「美味しそう!」と思わせたり、喉越しをよくしたり。
精製塩や化学調味料
科学的に手を加えた塩や味の素など。
とまあ、出るわ出るわw
流石に頭抱えました。
じゃあ全部やめちゃえば食欲わかないのか?
という事で実験です。
まずはグルテン、砂糖、添加物、科学的に手が加えられた調味料、そしてトランス脂肪酸の効果を測る為に、2週間これらを含む食品を食べる事にしてみました。
身体中をグルテン砂糖添加物化学調味料トランス脂肪酸まみれにするって事です。
そうしたらなんと、めちゃくちゃ具合悪くなったんですよね!
更に食べたいという欲求が果てしない!
こいつらの前では、寝る前の6時間は食べないルールとか簡単に破ってしまいます。
恐ろしい( ̄▽ ̄;)
で、2週間過ぎてこれらを一切やめるわけなんですが。
もうね、正に禁断症状w
ヤバイです!
もうなんか食べなきゃって常に思ってる。
あれだけ規定食を作って、日々それを食べながらいい感じにコントロールしていた食生活が崩れていきます。
結果辞めるまで3週間以上かかりました。
最後の週の前半3日は簡単に崩れてましたが、後半からなんとか量を少なくしてて結果グルテン添加物砂糖化学調味料トランス脂肪酸生活は3週間続きました( ̄▽ ̄;)
そこから一気に止めたんですが、これが予想以上に辛い!
初めの3~4日は禁断症状ですよ。
心の中の力石徹先生が「水だ! 水を飲ませろ!」と叫ぶが如く、砂漠を旅する人がオアシスの幻想を見るが如く。
常に何か食べたい! 食べなきゃいけない! の状態でした。
久々に味わいましたね、こんな気持ち。
週の後半はだんだん落ち着いてきまして、翌一週間で完全に異常な食欲は無くなり、それと一緒に体調が悪くなったのも解放に向かいました。
マジ怖いよグルテン砂糖添加物化学調味料トランス脂肪酸!!
これで体を張った【実験くん】シリーズ「グルテン砂糖添加物化学調味料トランス脂肪酸は異常な食欲を増進させる」は終了し、今回も意識の中に、新たな感覚として刻み込まれたのですが、もう一つどうしてもやっておかなきゃいけない事があるんです。
糖質全てが食欲を増進させるのか?
そう、冒頭で話した「糖質が糖質を呼ぶ」というアレです。
その為に落ち着いた身体に鞭打ってもう一勝負なのです!
まあそんな事言っても、今回の怖さは想像以上だった為に軽くですけどね、かるーく。
3日間お米(糖質)を食べて、食欲が変化するか体感してみる!
簡潔に結果を言います。
糖質に対する依存は無かったです。
普通にいつもの生活に戻れました。
それはもう呆気に取られるくらい簡単にw
この事を踏まえて言います。
糖質が糖質を呼ぶはありえません!
砂糖やグルテン、添加物等の科学的に手を加えられたものこそが異常な食欲を呼ぶんです!
まとめ
グルテン、砂糖、添加物、化学調味料は異常な食欲を増進させる恐れがあります。
特に砂糖とグルテンは麻薬に似た成分があり、脳に働きかけて中毒症状を引き起こします。
それを避けるには、なるべく自然由来の素材を摂る事です。
今回の事で更に食について考えさせられました。
ついつい暴食してしまう方に参考になれば嬉しいです。