ファミマやローソンが力を入れて売り出している糖質オフ食品は本当に売れているのか?
街の健康ステーションをキャッチコピーにして、ブランパンや自然由来の食品を売り出しているローソン。
特にブランパンはひっそりと売り出して、口コミで広がって人気が出ました。
まだ糖質制限とかそこまで知名度がない頃でしたね。
そういう意味ではローソンこそ先駆者と言っていいでしょう。
そしてそのブームに乗ったのがファミリーマートでした。
結果にコミットで人気を博したライザップとのコラボで糖質を抑えた商品を続々送り出して話題になりました。
でも実はライザップがコラボしたのはファミマよりもミニストップが先だったのは、ダイエッターさんなら記憶に新しいと思います。
ミニストップの商品は話題にはなりましたが、継続には至らなかったようで、すぐに商品棚から消えてしまいました。
でもライザップと名前は無いんですが、ひっそりとあのチーズケーキだけは販売継続してるって知ってました?
ライザップの名前使って販売してたシリーズの中では一番お気に入りだったんですよね、これ。
唯一継続されてるのも納得の味です。
ただ、ファミマでライザップシリーズのチーズケーキが出た今は、酸っぱさが目立ってしまう感じでちょっと残念ですが( ̄▽ ̄;)
コンビニだけじゃない!糖質オフ製品はたくさん出てるんです!
コンビニで取り扱いがある商品は売れ筋です。
逆に人気も売上もパッとしない商品が、コンビニで取り扱ったからヒットしたという商品もあります。ブラックサンダーがそうですよね。
コンビニで売ってるという事は、知らず知らずにその商品を認知させる効果があるんです。
話を糖質オフ製品に戻しましょう。
ローソンの街のお菓子シリーズやブランパン、ファミマでライザップシリーズが大きく宣伝しているので、糖質オフ製品って認知されていると思いますよね?
でも、世の中にはもっとたくさんの商品が出ているんです。
有名所では森永の糖質オフプリン。
記憶に新しいのは日清カップヌードルナイスとかもありますね。
カップヌードルナイスは発売から39日で累計1000万食を突破したそうです。
話題性もさる事ながら、やはりコンビニに置かれているのは大きいと思うんです。
森永の低糖質プリンなんてスーパーでたまに見かけるくらいで、なかなか売ってません。
他にもモンデールの低糖質シリーズも有名ですが、スーパーに行く機会のない私はなかなか見かけないんで買う事はないんです。
シャトレーゼさんの糖質カットスィーツも有名ですが、通販では取り扱い無いし店舗も少ないです。
銀座ウエストさんはこんなツィートも
最近は殆んどのコンビニや牛丼店までが低糖質メニューを出す程の低糖質人気です。ただウエストが通常生チョコレートケーキに比べ糖質1/3、カロリーも2/3に抑えた「ヘルシーショコラ」を発売して丁度1年が経ちますが正直思ったほどの実需要がない為、今後は受注商品にすることも検討しています。 pic.twitter.com/1LMkEVqNMi
— 銀座ウエスト (@ginzawest) 2017年4月6日
まだまだメジャーというか、一般に認知されるまでにはなってないというのが正直な感想です。
ダイエットしている身としては、情報に敏感になっている為に認知されてると思いがちですが、実際はそこまで浸透してはいないんですよね。
このまま行けば、その味の微妙さも相まって、だんだん飽きてきてしまい、気が付くともうなくなってるという状況になりかねません。
なんでそう思うのかと言いますと、その理由はセブンイレブンにあるんです。
セブンイレブンがファミマやローソンに対して打ち出したのは健康志向という戦略
ファミリーマートやローソンが相次いで糖質にこだわった商品を販売する中、セブンイレブンが打ち出したコンセプトは、糖質オフにはこだわらない健康志向というものでした。
実はセブンイレブンにも糖質オフのパンを売っていて時期がありました。凄く短い期間でしたが。記憶違いならすいません。
ファミリーマートもライザップとコラボする前に売ってましたがすぐなくなった記憶があります。
そしてセブンイレブンは食品の安全基準がとても厳しいので業界では有名なんだそうです。
特に添加物に関しての基準は厳しいようで、サラダ等を他のコンビニに卸している業者が嘆いているのを聞いた事があります。しかしその業者はコンビニでサラダを買うならセブンイレブンでしか買わないという話も。どうなってるんですかねw
そんなセブンイレブンが糖質オフ食品に目を付ければ、安全かつ安心な商品開発が出来ると期待してるんです。
しかしセブンイレブンが打ち出したのは、健康志向で糖質オフではなかったんです。
つまり、セブンイレブンとしては糖質オフはまだ初期段階で、メインになり得ないと感じているのだと思うんです。
その答えのヒントはコカコーラ社にあった
その昔、サントリーから「はちみつレモン」という商品が発売されて大ヒットになった事がありました。
すぐさま各飲料メーカーは類似商品を出してきます。
しかし、コカコーラ社はなかなかはちみつレモンを出しません。
大ブームになって、凄く売れているのにですよ?
それは、コカコーラが出せば売れるからなんです。
コカコーラの販売網は大きく、自動販売機の台数もトップクラス。更にブランド名も相まって、コカコーラのはちみつレモンだったら確実に美味しいし安心して買えると思いますよね。だからいつ出してもいい訳なんです。
その分、開発に時間をかけられますしね。王者の余裕ってやつです。
それが今のセブンイレブンだと思うんです。
セブンイレブンはコンビニの王者です。
誰もがセブンで売ってる商品やPBは美味しいと認識しています。
だからまだ余力があるんです。
そうして本格的にいけると思ったら手を出してくる。
そういう余裕なんじゃないかと私は考えています。
まとめ
セブンイレブンが参入してくれば、もっと品質も上がるだろうし、味も向上すると思います。
今はとにかく糖質を抑えたという商品が多過ぎて、味の部分では大幅に遅れていると思うんです。
従来の商品と遜色ない味なのに糖質は抑えている。そういう商品が多くなり、消費者の選択肢が増える時代が来る事を願います。
そして糖質や添加物の怖さも、もっともっと広まるといいですね。
もちろん糖質そのものが悪いとは思わないです。
そういう意味で選択肢が増えればいいなと思うんです。
セブン参入