体重がMAXな頃の一回の食事ですが、例えばこうです。
松屋の牛丼特盛
カップヌードルビック
菓子パン
500mlペットボトルや紙パックのジュース
または
三食入り焼きそばを具なしで炒めたもの全部
卵チャーハン大盛り
500mlペットボトルや紙パックのジュース
それらにケーキやプリンなんかのデザートが付くこともしばしば。
長年こんな食事をしていたのに、いくらダイエットのためとはいえ一日鶏胸肉を二枚、ツナ缶2個、卵の白身3個分とかの生活になったらすぐに断念してしまうんじゃない? 絶対続かないよ! そう思いませんか?
実はこの話には前日談があります。
前回のエントリーで「肝臓をおかしくして一年半程の半分寝たきりのような生活からやっと社会復帰した頃」と、さらっと書いてありますが、これは自分が変わる転機のような出来事でした。
今回は自分が肝臓を悪くして半分寝たきりになってから、どうやって復帰したかを話してみたいと思います!
仕事で追いつめられて、どうにもならなくなり退職した後、今まで感じたことがなかったような喪失感のような感情になり、やる気というものが全く無くなっていき、体の調子が悪いのも相まって軽い引きこもりのような状態になりました。
仕事もせずに外に出るのもコンビニとか弁当とかを買いに行くだけ。それもちょっと動いただけで疲れるし具合も悪くなる。そんな生活を続けていたのですが、流石に収入が無いのがまずい状況になってきて、意を決して心療内科にかかる決心をしたんです。
自分らの時代から見る心療内科や精神科ってものすごくイメージが悪い。もう頭がおかしいと判断された人が強制的に隔離されるイメージしかなかったんで、行くまでには相当悩みました。でもこのままじゃいけないと思って近くで有名な病院に行ってみたんです。
こういう状況でと伝えると、院長と呼ばれていた年配の医者はあっさりと「鬱病ですね、薬出しておきます」と言い放つとそれで終了。あっけなく終わりました。
しかし処方された薬をいくら飲んでも症状は改善せず、時間だけが過ぎていきます。
そんなある日、肌が弱い私はかかりつけの皮膚科に行き、症状が改善されないのを調べるために何十年振りかの血液検査と尿検査をしたんです。
「結果は一週間後に」そう先生は言ったのですが、3日も経たない内に電話が鳴り、「大変なことになってるからすぐに来てください!」と言われました。
慌てて病院に行くと先生は「肝臓の数値が異常です。その他の数値を見てもかなり酷い。早急に治療しないと一年で死にます。あと間違いなく糖尿病です」
え? 死ぬ? 何言ってんの先生……。頭がね、真っ白になるとはこのことですね。
それまで、好きなことやったし人生はクソだしもういつ死んでもいいやーなんて思ってた自分だったんですが、死ぬって現実を突きつけられちゃうと【死にたくない】って思っちゃうから不思議です。
先生に紹介状を書いてもらって帰ったんですけど、自分のおじいちゃんが医療ミスで死んだり、おばあちゃんも医者の判断ミスで半身不随になってるんで、医者を信用してないんです。だから医者に行くと殺されるってイメージしかなくて……。
一週間くらい凄く悩みました。
医者に行って治療しないと一年後には死ぬ。
医者に行くしか無いんですけど、この現実はなかなか受け入れられなくて悩みました。
悩んだ末に何を思ったのか、自分が出した答えは「医者に行かずに民間療法でなんとかしよう!」でした。今考えるとバカみたいな答えですが、この決断が6年後に信じられない結末を迎えることになるとは、この時の自分には想像もつかなかったです。
希望はアルカリイオン水(水素水)だった!
それからはもう毎日ネットで情報を探しまくってましたね。
でも「これを食べると肝臓に良い」くらいの情報しか出てこなくて途方に暮れてました。そんなある日、神戸の大学にいる先生が「アルカリイオン水」を大量に摂取して、アトピーや糖尿病、肝臓にも効果があるという論文を出し、それを実践しているという記事を見かけて、藁にもすがる思いで試してみることにしたんです。
当時はアルカリイオン還元水。今は水素還元水と言うんですね、知らなかった。
そのアルカリイオン水を一日10リットル以上飲んで、アルカリイオン水に含まれていう活性水素と、身体の中で作られる老化や病気の元と言われる活性酸素を結びつけて、尿として排出してしまうというのが、この論文の中身です。
早速実践してみましたが、一日10リットルとかいきなり飲めない。最初は1リットルでも気持ち悪くなりました。それを2リットル、5リットル、そして10リットルと飲めるようになって3ヶ月程した頃、肝臓あたりの腫れも引いて、体調も良くなり、気力も戻ってきたかなという感じで、働いても大丈夫かなと思えるようになりました!
と言っても、この間一年半くらいは冒頭のような暴飲暴食を繰り返し、動きもせず働くことも出来ずだったので、自分では信じられないくらい太ってしまったんですけどね。
暴飲暴食を何年も続けてきたのを止められたのも、【死】ということをリアルに感じたことが大きかったんじゃないかなって今は思います。しかしその後、暴飲暴食生活にもどっちゃったりするので、人間の意志って脆いなーとも思うわけでして(笑)
とにかく、こういう出来事があったから、タンパク質オンリーな食事に切り替えるのもキツくなかったんですよね。
アルカリイオン水(水素水)を飲み始めて良かったこと
- 毎日10リットルの水を飲むので、ジュース等を飲むことが無くなった
- コンビニに用がなくなりお金を使わなくなった
- 水を大量に飲むので、ご飯があまり入らなくなった
- 故にお金をあまり使わなくなった
アルカリイオン水(水素水)を飲んで悪かったこと
- 1日10リットルもの水を飲むので、常にトイレとお友達に
- お腹が緩くなり、下痢になることも
- 気をつけないと水中毒になる可能性
その後も、自分を救ってくれたのはアルカリイオン水だという意識が強く、少なくても2リットルは毎日飲むように習慣付けていたんです。
肝臓と糖尿が無かったことに!
死という状況をリアルに感じたあの日から6年が経ち、そんなことなどすっかり忘れる日常が続いたある日、過労とストレスから急性扁桃炎になって緊急入院をしました。
入院ということは、もちろん血液検査や尿検査はある訳でして、この時の私は「ヤバイ、肝臓や糖尿がバレる! 病院通いや入院とかになっちゃう、どうしよう!!」と考えていました。しかし先生からは白血球がどうとか位の話しかされません。意を決して「肝臓の数値とかどうですか?」と聞いてみましたが、先生からの返答は驚く程簡潔で「ああ、正常ですね」更に「もう歳だし糖尿とかじゃないですか?」と聞いてみる。
先生は先程のトーンと全く変わらずに「全く問題はないです」とのこと。
それを聞いて、「ああ、俺は治したんだな。治らないって言われてる肝臓をやっつけたんだ。あの時の決断は間違ってなかったんだ」と深く思いました。
まあその入院もとても考えさせられる部分もあったけど、それはまた別のおはなし。