太っているという事は身体が異常な状態になってるという事なんですよね
もちろん太っていて身体に全く異常がないという方もいますが、そういう健康な状態がいつまで続くかは疑問だと思うんです。
今が楽しければいい! という感じで好きなものを好きなだけ食べたり自堕落な生活を送っていると悪い事がたくさん起きてしまう。そんな話をしたいと思います。
私はこの記事を書いている今現在50歳になります。
見た目は昔から若く見られる方なんで、実年齢に見られた事はありませんけど、身体は確実に年食ってくるんですよねw
格闘技とかずっとやってる訳じゃないんで、コケたら受け身なんてとっさに取れなくなってるし、目は悪くなってくるしで自分的にもまずいねって思っちゃったりします。
まあ、そんな話は今回とはあまり関係ないんで割愛しますけど、健康に関しては前から気をつけてた方がよかったなーって思う事はたくさんあります。
今は今で楽しいし、今までやって来た事にあまり後悔はありませんが、身体に関してはあの頃気をつけてればってのは多いんですよね!
twitterのタグで「#デブになった経緯」というのがあって、自分はこう答えました。
コーヒー牛乳
— 鈴木隆志@戦うダイエットマイスター! (@suzuki__takashi) 2017年7月12日
小学生低学年の頃、細かった自分を今でも覚えてます。
その頃ウチは毎日牛乳を二本配達してもらってたんです。
で、ウチにはお風呂が無かった為に銭湯に行ってたんですけど、その時に飲むコーヒー牛乳が美味しくて美味しくて大好きだったんです。
それを見たおばあちゃんが牛乳二本のところ、一本をコーヒー牛乳に変えてくれたんです。
思えばそこからデブ人生が始まったんですよねw
おばあちゃんは甘いもの好きだったんで、可愛い孫のためにと思ってくれた気持ちは嬉しいですしアレなんですけど、甘いもの大好きで太っていたおばあちゃんの孫可愛さがどんどん太っていくキッカケになって行ったとは思うんです。
子供はそういう部分無自覚ですからねw
そんなこんなで小学校から太っていた自分は17歳で100kgを越すデブのエリートになり、初めてのダイエットを決意する訳なんですが、これはまた別のお話という事で。
太っていて悪かった事(1)「常に疲れて苦しい」
もうね、常に息苦しいんですよ!
動いていても苦しい、寝てても苦しい。
息をするだけで苦しいw
常に息が上がってる状態です。
だから運動なんてもってのほかでした。とにかく休んでたい。
電車に乗れば空いてる席を探して、二人分スペース取ろうが御構い無しでとにかく座りたい!
出かければすぐ疲れて休み処を探したり喫茶店に入ったりしてましたね。
デートしてもずっと歩いているのは嫌で、映画とか食事とか車で出かけるのが多かったですね。
ちなみに心も苦しいですw
太っていて悪かった事(2)「常に暑い」
夏はエアコンガンガンで月の電気代はそれだけでも二万超え!
車は友人曰く「この車冷蔵庫みたいだね!」と言われるくらいキンキンに冷やしてましたね。更に常時2〜3人乗ってる状態なので燃費は悲惨な事になってましたw
部屋で冷房のガンガン効いてる部屋で寝っ転がってキンキンに冷えてるコーラ飲んでるのが至福のひと時という干物妹うまるちゃんのような思考回路でしたw
太っていて悪かった事(3)「見た目が悪い」
自分の容姿が嫌いで嫌いで鏡見るのは苦痛でしたね。現実を見なきゃいけない。
それでも痩せたい! って気はあっても、常に苦しかったり面倒臭かったり暑かったり、どうせ何やっても無駄だろと思ったり、全てが悪い方向に向いてしまって、行動に移せないという負のスパイラルになってました。
写真に写るのも嫌でしたね。なんか理由つけて逃げてました。
しょうがなく撮られる時も嫌な気持ちがいっぱいで^_^;
おちゃらけたり変なポーズとって気持ちをごまかしながら、そのままの姿ではなるべく写らないようにしてました。もちろん写った写真は絶対受け取りませんでした。
だから昔の写真も無いんですw
思い出は心の中にあるから美しいとは、当時の名言ですwww
もちろん見た目が悪いと思ってますからファッションなんて正にいい加減でした。
当時はオタクの走りで、宅八郎とかが出てきた頃です。
流石にアレには嫌悪感があったんで、最低限綺麗な格好はしてましたし、ストーンウォッシュのウエストゴムとか、ジーンズメイトで売ってる安売りの服とかは絶対嫌でしたけど。
17歳の時に初めてのダイエットに成功して、思いっきりファッションを楽しんだのも束の間で、すぐ元に戻っちゃいましたね。
だから今は思いっきり楽しんでますよ!
太っていて悪かった事(4)「常に面倒臭い、諦めがちになる」
とにかく何やるのも億劫で、行動の初速が鈍いんです。
あれやらなきゃなー、こうしなきゃなーなどなど思っても動かない。
動けないのも多少ありますが、動かないんです。面倒臭いからw
だから待ち合わせには遅れるかのギリギリでしか行動できない。
本当に何するにもそうでした。
そしてなんか思いついても、「どうせ俺なんか」って思っちゃってやらない。
恋愛もそう。どうせこの子が俺を好きになるなんて無いよって諦めちゃう。
女の子に好きって言われても、「嘘だね!」とか。「俺をからかってるんだろ?」とかもう末期ですw
そんな感じなんで、新しい事始めるとかもうね、無理。
自分は常に新しい事をやろうって思うのが、映画や音楽といった芸術系がきっかけになるんですが、作詞を勉強したいと思って講座申し込んで一回もテキスト読まなかったりとかありましたもんw
今だからギターやり直したりバイオリン始めたりと満喫してますが、大好きな音楽でさえそうですからもう死んでたも同然ですよ。
勉強するなんて事もなかったなー。
太っていて悪かった事(5)「服のサイズが無い」
これ致命的でした。
ファッション大好きなんですよ、雑誌とか買ったりしてるくらいに。
でもね、サイズが無いんです。
それはファッションに興味が出た小学生の頃からそうなんです。
仕事でスーツを買いに量販店に入った瞬間に店員が来て、「お客様に合うサイズのスーツはありません」って追い返された事もありました。あれが門前払いってやつなのかとしみじみ思いますねw
だから自然と着れる服でなんとか好みの服を選ぶという風になっていきました。
大きいサイズのサカゼンがお友達w
最後なんて、繁華街で黒人のお兄ちゃんが「ヘイオニーサン、イイフクアルヨー」って声かけてくるラッパー御用達のお店くらいしか選択肢もなくて、太ったラッパーになってました。ラップとか好きじゃないけどねw
太っていて悪かった事(6)「食費がかかる」
とにかく食べました。
寝っ転がりながら食べました。
何も考えずに食べましたw
一食にかかるのがだいたい1000円強。
牛丼特盛にカップヌードルビックに菓子パン、コーラ、お菓子などなど。
それにプラスしてお米は炊いてました!
よく金がもったなと感じますw
これちなみに一食ですからね!?
しかもメインは夜! そりゃ太りますね。
太っていて悪かった事(7)「病気その1睡眠時無呼吸症候群」
さあ、ここからは病気の話になります。
ある日いつものように寝ていると、いきなり息ができない自分に気がついたんです。
もがき苦しんでなんとか生還し、その事を彼女に告げると、「だってたかちゃん寝てる時いつも息が止まって怖いんだもん」と言われてビックリしました。
息が出来なくてもがき苦しんだのと無呼吸は関係ないのですが、その時初めて「睡眠時無呼吸症候群」という病気を知ったんです。
その後ダイエットしてリバウンドをしてと繰り返しながら、自分のデッドラインは110kgを超えると無呼吸になるという、知りたくもない事を自覚してしまったのは余計な知識でしたねw
まあなんだ、痩せれば治るんですね、これw
太っていて悪かった事(8)「病気その2糖尿病」
「あんた肝臓の数値がとんでもないことになってるからすぐ病院に来て!」
昔から皮膚が弱かったんですが、通院してもなかなか治らない皮膚病に業を煮やした皮膚科の先生に勧められて、成人して初めての血液検査をしたんです。
そして肝臓は数値がとんでもなく、このままだと一年で死ぬと言われ、確実に糖尿尿になってると言われました。
おばあちゃんが糖尿病で死んでいるので、どういう病気かは知ってはいたんですが、まさか自分がとは思いませんでした。
当然の結果なんですけどねw
その時の肝臓と糖尿は、医者に行かずに自力で直してしまったんですが、それはこちらの記事を見てみてください。
太っていて悪かった事(9)「病気その3腎臓」
同じ血液検査で腎臓の数値も悪くなってると告げられます。
これは、後日入院した時も治ってなかったんで、付き合って行かなきゃいけないんだなとは思っていますが、数値改善を諦めたわけではありません。
なんとかします。
でもこれが意外な方向に飛び火していったんです。
太っていて悪かった事(10)「病気その4高血圧」
5ヶ月で50kg痩せた酵素ダイエット編を終えて、見事に120kgほどリバウンドし、仕事で多忙を極めながらとてつもないトラブルを回避した後、急性扁桃炎で生まれて初めて入院したんです。
その時に肝臓と糖尿が完治したというのがわかったからよかったんですが、腎臓の数値は悪いままでした。
酵素ダイエット編当時はジムに行ってたんで、毎日血圧も測ってたんです。
通い始めた頃は上が140近くあったんですが、もちろん痩せていくにつれて正常値に。
でも、入院した当時は上150、下100をオーバーしてました。
そしてそれはだんだん上がっていって、最高で上は238、下は120近くになって、常に上180前後、下110前後になったんです。
入院中ですから、扁桃炎の耳鼻咽喉科以外にも腎臓と血圧の診療も受けることになりまして、血圧を下げる薬である降圧剤を飲むようになったんですね。
飲み始めて2ヶ月。
足が痺れて来ました。
それはもう焼けるような痛みを賄う痺れです。
医者に言ってもよくわからないの一点張り。
そうなると自分で調べるしかありません。いつものように調べ上げました。
そうすると、とある記事に同じような症状が載ってたんです。
その原因は降圧剤の副作用。
降圧剤を飲む事で、血流を無理矢理よくした為に、頭のどこかがつまり気味になってしまったのが原因と書いてありました。
それが正しいかどうかは定かではないのですが、もしそれが正しければ、医者のあのすっとぼけた態度には納得がいきます。
医者に直撃してみましたが、何も言わずにとりあえず痩せようとしか言われなかったんです。
とにかく降圧剤は飲み続けろと。
頭の血管切れると脅されもしました。
もう降圧剤は飲むのはやめようって決心して、血圧は高いまま過ごしたんです。
しかし血圧は68kgの最低体重になっても変わりませんでした。
もうね、血圧測るの嫌になるくらい。
今まで色々な病気を自力で調べて克服して来ましたが、これは腎臓から由来するものだからと医者に言われたのもあって無理かなと諦めてたんです。
でも、痩せた後に食に目覚めて色々やって来まして、この前久々に測ったんです。
そしたらなんと正常値に戻ってました!!
ギリギリですがw
やっぱり食って大切なんだと改めて実感した次第です。
でもよく考えてみるとですね。
降圧剤とかいらなかったんじゃん!
痩せて食生活や生活習慣変えるだけで良かったんじゃん!
オレの痺れてない足返せーヽ(`Д´)ノ
ついでに金返せー!
まとめ
太っている状態というのは、心も身体もおかしくなってしまいます。
私はずっと身体に無頓着でした。
そのお陰か色々と経験させられましたw
今となってはいい意味に取れてはいます。
でもならなくていいならなりたくはないですよね。
だから今太ってる方は、そういう事もあるんだと、少しでも頭の片隅に置いておいてくれればいいなと思ってます。