食べなければ痩せるという幻想をぶっ壊すためにはどうすればいいか?
ダイエットしようって考えた時に真っ先に思いつくのって「食べない」だと思うんです。
実際自分が過去にやってきたのもまず食べないという選択肢でした。
というか、
食事を食べ過ぎているからまず減らす
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体重が減る
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調子にのる
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だんだん減らなくなる
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更に食事を減らす
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思うように減らない
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食べなければ減るんじゃないかという思考回路になってしまう
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思うように減らない
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一日一食サラダだけとかにしてしまう
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しかし減らない
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全く食べなくなる
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減らない
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もういいやって食べるようになる
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リバウンド(ノ_< ;)
無限ループです。
そして自分がたどり着いた結論は「食べないと痩せない」と言う事なんです。
キッカケはみなさんと同じように食べなければ痩せると思って食べないダイエットを実践して減らない→焦って食べないを繰り返していた時期に、食事のことについて色々調べてた時にこう言う記述を見つけたからです。
体重が減らないのは栄養が偏ってるせい。
栄養が偏って身体に必要な成分が不足すると、その成分を欲して食欲が増してしまう。
まさに目から鱗でした。
今思えばなんでこんなことわかんないの? くらいなイメージですけど、当時はそんなこと思いもつかないし考えるなんて事も出来なかったですね。
だって痩せたいって思ってても、太るのは食べすぎるからだって思ってたんですから。
無理もないです。
ダイエットしようと思ってまず最初にぶつかるのって食べてないのに減らないって事だと思うんです。
とにかく痩せたいって思ってる時って切羽詰まってると思うんですよね。それにこれだけやってるのに思うように減らないと言う思いは更に自分を追い込んできます。
これはカロリー信仰の影響が大きいと思います。
痩せると思った時に最初に出会うのが、消費カロリー>摂取カロリーの図式。
つまり食べた分よりも体を動かしたりするカロリーが多ければ痩せると言う図式。
これはね、自分も正しいと思うんです。
でもこの大きい情報に隠れてしまっているのが、食事の内容なんです。
カロリーだけに目が向いてしまうと、糖質(炭水化物)もタンパク質も脂質も一緒になてしまうじゃないですか。
と言うことは、一日に必要なカロリー(男性1,539~1,847kcal、女性1,307~1,569kcal)だけで考えてしまい、PFCバランス(食事における三大栄養素の比率)を無視して考えちゃう傾向にあるんです。
そこに気付くか気付かないかなんです。
twitterやネットで情報を調べている型の中には、うそーって思う方もいると思いますが、知らないからわかんないんですよ。知らないから太ってるんです(経験談)。
考えは思い込み、知識を得て実践して確証に変える事で自分の中の固定観念を破壊しよう!
ダイエットの情報って氾濫してますよね。
テレビや雑誌では痩せる食材とかをアピールした○○ダイエットとかが常に特集されたり紹介されてますし、痩せる運動とかも多いです。
酷いのになると、太ると思われてる食べ物も、これを一緒に食べれば太らない! とかね。
自分思うんですが、それって実はどれも正解なんですよねw
でもそれをそのままやってませんか?
なぜそれをやれば痩せるかと考えたことありませんか?
そこなんです。
テレビや雑誌は反響を稼ぐためにキャッチーな見出しにしなければいけません。
だから本質は置いといて、引き込まれるような見出しにするんです。
例えば有名な朝バナナダイエット。
これはバナナと言う手軽で簡単に手に入り、食べやすく、しかも安い! と言うのを前面に押し出していますが、バナナに含まれる酵素をメインにした酵素ダイエットの一種です。
しかもバナナは酵素は含んでいるものの、糖質は多いです。
プラスな面もマイナスな面もあるんです。
つまり、物事を表面だけ見ていてはいつまでも今のままって事なんですよね。
物事の本質を見極めれば食べないと言う選択肢は無くなる
自分が痩せるキッカケになったのは朝バナナダイエットだと言うのはよく言いますけど、自分は実はバナナがあまり好きではありません。実はそれが功を奏したんです。
バナナ食べるのはいいし痩せてきたけど、このままずっとバナナ食うのか……。なんて思っちゃったんですよ。そこで朝バナナダイエットってなんだろう? って考えて調べる事にしたんです。
そこから酵素の働きを知る事となり、酵素ダイエットへと繋がって、肉食ダイエットに繋がって、栄養成分の大切さに気付いたんです。
ここまで行くと、もう食べないダイエットというのには戻れません。
ちなみに自分の中のカロリー信仰というのは崩壊しています。でも全く無視しているわけじゃないですよ。目安にはしていますし、自分自身を使った実験くんでもいくら太らないと言われている栄養素でも、カロリー摂りすぎは太るというデータが出ています。
食べないのに痩せない、食べても痩せる仕組み
では食べないのに痩せないのは何故かを簡単に説明しますね。
食事を減らして身体に必要な栄養成分を制限すると、身体が危険と錯覚して飢餓状態になってしまいます。そうなってしまうと、身体はエネルギーを溜め込むようになり、いくら運動しようが脂肪も燃やさないようになります。
つまり新陳代謝が悪くなる訳です。
ダイエット中に起こる停滞期とはこの状態です。
何故食べても痩せるのか?
食べても痩せるのは何故かという事ですが、飢餓状態にならずに食べる事により代謝を活発にさせられるからです。
例えばビタミンB群には代謝をアップさせるものもありますし、老廃物の除去、尿や便といった排出物も正常になる=身体のめぐりもよくなる訳です。
食べ物を食べるという事は、胃や腸などの内臓を動かす事にも繋がります。
結果、新陳代謝が活発になるんです。
そして必要な栄養素を摂取する事によって、食べたい欲求からも解放されます。
その為にも栄養バランスはよく調べる必要はありますけどね。
まとめ
自分は今までずっとダイエット=痩せるだと思ってきましたし、痩せる=食べすぎ=食べなきゃ痩せるを実践してきました。
しかし結果は毎回のようにリバウンド。食べないという状況が、食べたいという欲求を増幅させて行ったり来たりの繰り返しでした。
だからこそ、食べても痩せるとわかった今、こういう考え方もあるんだなと知って欲しいんです。
もちろん全てのやり方を否定する訳ではありません。逆になんでもありだと思っています。食べないという人にやめろとは言いません。
※これについては後日詳しく話します。
ただ、辛い道を歩むのだったら、楽ではないけれど面白い道もあるんだなと、頭の片隅に入れておいてもらえれば嬉しいなと思います。